アラゴン州カンポ・デ・ボルハ

ガルナッチャ=カンポ・デ・ボルハのワインルート

Borja

Zaragoza

アラゴン州サラゴサの北西に位置するモンカヨ山脈の麓、カンポ・デ・ボルハ原産地呼称のワイン生産地域に広がるルートです。この土地には二つの名産品があります。ワインとオリーブオイルです。この土地の地理的位置が独特の気候をもたらし、4種類のブドウ、すなわちカベルネ種、メルロー種、シラー種、ガルナッチャ種を生み出しているのです。これらの品種が生育し、ブドウ畑やオリーブ、アーモンドの木であふれる平原で、樹齢百年のガルナッチャが、歴史あるワイナリーや小さな家族経営のワイナリーで丁寧に作られたワインのテイスティングへと誘ってくれるでしょう。もちろん、八世紀にわたるワイン造りの歴史にバックアップされた、この地域の味わい豊かなグルメは欠かせません。

ガルナッチャのワインルートの観光プロモーション協会

Calle Nueva, 6

50540 Borja, サラゴサ (アラゴン)

info@larutadelagarnacha.es http://www.larutadelagarnacha.es

+34 662614505

行き先

ワインの


マップをナビゲートして見逃せないルート上のスポットをご覧ください。

ワインの特徴

このルートのワインは生産量こそ僅少ですが、その構造と香りの複雑さにおいて、非常に高く評価されています。約八世紀にもわたる経験に裏打ちされ、5,000ヘクタールに植えられたガルナッチャのうち、2,000ヘクタール以上が樹齢30年から50年のものです。エリアは三つに区分することができます。低地エリアでは、垣根なしと垣根仕立てのガルナッチャの木が見られ、そのワインは暖かく、力強く、非常に香りが高いのが特徴です。中間エリアは、ブドウ畑が最も密集して生い茂っていることが特徴で、そのワインは非常に複雑で、力強く、がっしりと肉厚な味わいがあります。一方、高地エリアでは、繊細でエレガントなワインが造られます。

ぶどうの木

見どころ

このルートでは、ベルエラのシトー派修道院、ボルハ原産地呼称ワイン博物館、ユダヤ人街、ムデハル様式の塔、ロマネスク様式の人里離れた礼拝堂、アラブの灌漑用水路、鉄器時代の集落などを訪問する機会に恵まれるでしょう。さらに、モンカヨ地方はキノコや菌類の産地として高く評価されており、多くの鳥類の生息地となっています。周辺には山脈を見渡す魅力的なビューポイントがあり、ハイキング、マウンテンバイク、乗馬、登山、ロッククライミング、ハンググライダーなどのアクティビティがお楽しみいただけます。このルートには快適な宿泊施設、伝統的な料理をモダンなタッチで提供するレストラン、家族経営のワイナリーがあり、ワイナリーではカンポ・デ・ボルハのガルナッチャワインのテイスティングができます。 

ワイン博物館

アクセス方法

サラゴサ市から約60キロの距離にあり、ソリアとサラゴサを結ぶ道路N-122号線、またはサラゴサ、ナバーラ、バスク地方、ラ・リオハを結ぶ高速道路AP-68号線でアクセスが可能です。一方、サラゴサには高速鉄道AVEと空港があるため、非常に交通の便が良く、アクセスが簡単です。このルート上の20の自治体はすべて、サラゴサ県内にあります。アインソン、アゴン、アルベリテ・デ・サン・フアン、アルベータ、アンベル、ビシンブレ、ボルハ、ブルブエンテ、ブレタ、エル・ブステ、フレスカノ、フエンデハロン、マガジョン、マレハン、マジェン、ノビージャス、ポスエロ・デ・アラゴン、タブエンカ、タラマンテス、ベラ・デ・モンカヨがそれにあたります。

ぶどうの木の栽培