バルセロナのリセウ大劇場、通称「エル・リセウ」の外観。

スペイン各都市のオペラ公演をチェックしましょう

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スペインでは、オペラは17世紀から存在しており、歴史的には常に演劇の伝統があったものの、オペラも根付いています。ここでは、こうした2つの分野が融合して「サルスエラ」という独自のジャンルが誕生しました。ぜひとも訪れたい、すばらしい劇場のなかには、サルスエラが上演されると満席を記録するものがあります。

  • アンダルシア州セビージャにあるマエストランサ劇場のファサード

    マエストランサ劇場、セビリア

    セビージャに着想を得たオペラは150作を超えるものの、1991年になるまで、この都市にはオペラの公演会場となる音楽ホールがありませんでした。その年にオープンしたのがマエストランサ劇場です。約50メートルのドームを備えており、1,800人の観客を収容できます。さらに、舞台の上は可変音響空間となっていることから、多彩で質の高いショーを楽しめます。素晴らしい体験です。

  • カタルーニャ州バルセロナのリセウ大劇場の内部

    リセウ大劇場、バルセロナ

    1847年に開設され、またランブラス通りの中心に立地するこの大劇場は、バルセロナ市のシンボルのひとつです。稼働中の劇場としては市内最古のもので、オペラを楽しむには絶好の場所です。この劇場はまた、170年の歴史を誇る、スペイン最古のオーケストラの活動拠点でもあり、世界トップクラスの指揮者を迎え入れてきました。

  • マドリッド王立劇場

    65,000平方メートルの面積と1,746の観客席を誇る王立劇場は、この国を代表する国立歌劇場であるとともに、スペイン文化の最重要施設のひとつでもあります。王宮の向かいに1850年に開業した建物に収容されており、前衛的な作品から往年の名作までを楽しめる場所となっています。

スペインでは、数百年の歴史を持つ劇場や舞台で、数多くのオペラやサルスエラのショーを鑑賞できます。

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