静けさ、自然、農村の魅力...ここでご紹介するリラックスできる観光で、アラゴンの小さな村を発見しましょう。これらの村は、知る人ぞ知るスペイン内陸部の宝庫です。楽しい驚きがあるにちがいありません。その魅力を肌で感じるために、アラゴンの各県にある村を少なくとも1か所訪れてみてはいかがでしょうか。同州は、テルエル、サラゴサ、ウエスカの3県からなります。
アラゴン南部にあるこの村は、「スペインの最も美しい村」リストの常連です。年間を通していつでも、その美しさを堪能できます。アルバラシンは、サラゴサ市から2時間弱、テルエル市から30分ほどの距離にあります。急な坂道を歩いたり、城壁を散策したり、赤みを帯びた中世の家並みを写真に収めたりするうちに、あわただしさとは無縁の別の時代にタイムスリップしたような感覚を覚えます。ガイドツアーに参加するのもおすすめですが、マヨール広場からスタートして、ご自分のペースで街の大聖堂や城を散歩してみてはいかがでしょうか。お子様連れならおもちゃ博物館や、1億5000万年も前にこの地域にあった古代の海の化石を鑑賞できるマル・ヌムスなど、珍しいスポットを観て回るのも楽しいでしょう。車で10分ほどドライブしてピナレス・デ・ロデノの保護された景色に分け入り、世界遺産に登録されている洞窟芸術を観賞するのもまた一興です。他に訪れる価値のあるテルエルの村は？バルデロブレス、カラセイテ、プエルトミンガルボ、ルビエロス・デ・モラ、カンタビエハ、ミランベルなどがおすすめです。
城塞に囲まれたこの中世の村は、バルセロナやマドリードと高速鉄道で結ばれているサラゴサ市から至近距離にあるため、簡単にアクセスできます。ダローカの趣深い歴史地区は、長さ4キロメートル超の、13・14世紀建造の城壁に囲まれています。徒歩で散策すると、数多くの豪邸（カサ・デ・ロス・ルナスなど）や、サント・ドミンゴ・デ・シロス教会、サン・ファン・デ・ラ・クエスタ教会といった寺院が目に飛び込んできます。なお、こうした教会の建築にはムデハル様式が顕著に見てとれます。観光の締めくくりに、旧ユダヤ人街であるヌエボ地区を散策することをおすすめします。サラゴサには訪れる価値のある他の町はありますか?アネント、モロス、ビエル、ウンカスティージョ、ソス・デル・レイ・カトリコなどがあります。
今度はこの地域の北部まで足を延ばして、中世の村アインサを訪問してみませんか。旧市街で迷子になるのはストレス解消の最高の方法です。美しいロマネスク様式の教会や、色とりどりの花が飾られたバルコニーのある石畳の道があります。古城とマヨール広場は必ず立ち寄るべき場所です。追悼塔（現在はエコ・ミュージアム）が残るこの古城の起源は、11世紀にまでさかのぼれます。さらに、7月にはアインサ城国際音楽祭も開催されます。一方、柱廊のあるマヨール広場は、伝統的なピレネー料理を味わうのに最適な場所です。アインサは、オルデサ・イ・モンテ・ペルディド国立公園やポセッツ・マラデタ自然公園、シエラ・デ・グアラ自然公園にも近いため、自然愛好家にとっては楽園のような場所です。ウエスカには訪れる価値のある他の町がありますか?アルケサル、アンソー、ベナスケ、ロダ・デ・イサベナ、サジェント・デ・ガジェゴなどがあります。
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