グリーン・スペインのチーズのルート
食欲を刺激するには、美食で有名なスペイン北部の旅程から始めるのがいちばんです。なかでもおすすめは、グリーン・スペインを構成する4つの地域です。この地域のチーズの名産地を通過するルートなど、想像できますか。保護原産地呼称(PDO)に認定されている、以下の4種類のチーズにご注目ください。
「旅行」とは、何よりもまず、「ワクワクするような場所や物語を発見すること」だといえます。スペインでは、数多くの目的地に「穴場の観光地」が隠されています。「穴場」といっても、見ごたえに欠けるわけでは決してありません。以下、グリーン・スペイン、カスティージャ・イ・レオン州、エクストレマドゥーラ州、カスティージャ-ラ・マンチャ州などを巡る、個性あふれるテーマ別ルートをご紹介します。二の足を踏んでいる場合ではありません。今すぐスペイン旅行の準備をしたら、こうしたルートを実際にたどりに行きましょう。
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食欲を刺激するには、美食で有名なスペイン北部の旅程から始めるのがいちばんです。なかでもおすすめは、グリーン・スペインを構成する4つの地域です。この地域のチーズの名産地を通過するルートなど、想像できますか。保護原産地呼称(PDO)に認定されている、以下の4種類のチーズにご注目ください。
ガリシア州のテティージャチーズ:新鮮な牛乳から作られた柔らかくクリーミーなチーズです。この地域には数多くのチーズ工場が点在しているほか、もう一つの人気の町、アルスーアも訪れることができます。サンティアゴ巡礼の道が通るこの町は、PDOに認定されているアルスーア=ウジョアチーズで有名です。このチーズも牛乳から作られるうえ、熟成期間がきわめて短く、また特徴的な酸味があります。アストゥリアス州のアフエガル・ピトゥチーズ:グラード地域のチーズ工場を訪れて、ナルセア川とセッラ川沿いで放牧されている牛のミルクから作られるこの珍味の歴史を学びましょう。この機会に、ハバナを彷彿とさせる、鮮やかな色で塗られた家屋が建ち並ぶマジェッサ地区や、サラスにある中世の要塞を訪れたり、アストゥリアス州の海岸まで足を伸ばして、タソーネスやラストレスといった港町またはリバデセージャやジャネスのような美しい漁村を散策したりしませんか。
カンタブリア州のピコン・ベヘス=トレスビソチーズ:ピコス・デ・エウロパの山奥で製造されるチーズです。ヤギ、牛または羊のミルクを使用しており、非常に濃厚な風味が特徴です。トレスビソに向かう、全長約13キロメートル、標高差800メートルのトレッキングルートを進むと、唯一無二の景色が楽しめます。一方、ベヘスに行くと、チーズ工場を数か所見学できます。どちらも辺鄙な村で、アクセスするにはラ・エルミダを通過します。ちなみにラ・エルミダでは、山間部に位置するのどかな温泉療養リゾートでリラックスすることもできます。バスク州のイディアサバルチーズ:この羊乳チーズは濃厚な風味とわずかな辛味が特徴で、生産地はギプスコア県ゴイエリ地域です。解説および試食センターを訪れて、この素晴らしいチーズを作るのに使われるミルクを搾る、大きなたてがみを持つユニークな地元の羊を発見してください。オルディツィアでは毎週水曜日に、16世紀から続く伝統的な市場が開かれ、そこでは他の多くの手作り食品を見つけることができます。
スペイン北部のこのツアーからあまり離れずに、もう一つの非常に魅力的な選択肢があります。その選択肢とは北部の谷のルート。「スペインの魅惑的な村」協会が提案するこのルートは、ナバーラ、アラバ、ブルゴス、ソリアなどの県にある、あまり人が訪れない並外れた自然環境を発見するのに最適です。ビアーナ、エルシエゴ、サンタ・ガデア・デル・シッド、ドゥルエロ・デ・ラ・シエラなど、絵のように美しい小さな村を訪れると、美しい山並みや透明度の高い川、歴史、文化に出会えます。なかでもドゥルエロ・デ・ラ・シエラは、雄大なネグラ湖・ウルビオン圏谷自然公園を通るハイキングコースの出発点となっています。ハイキングの途中、隣接するセボジェラ山脈まで足を伸ばし、その魅惑的な森を探索することもできます。
カスティージャ・イ・レオン州はスペイン最大の州であるため、レオン県および隣接するパレンシア県にまたがって伸びる建築ルートなど、魅力的なルートが無数にあります。そのためマラガタのルートでは、冬と夏の極端な気温に対応すべく生まれ、また現在ではこの地域を象徴する存在へと上りつめた、特殊な一般建築を観賞できます。マラガテリーア地域の中心都市アストルガはもとより、カストリージョ・デ・ロス・ポルバサレスに代表される、テレーノ山地に位置する自治体の歴史地区を散策してみましょう。 おいしいマラガートシチューを味わうだけでなく、時間があれば、静寂の谷を訪れたり、ペニャルバ・デ・サンティアゴの石畳の道を散策したりすることもできます。きっと気に入っていただけるはずです。
パレンシアにはヨーロッパで最も多くのロマネスク様式の建造物が集中している場所の一つがあることをご存知ですか?この歴史的遺産を目撃するには、ある小旅行に行く必要があります。それがロマネスクルート。主な旅程は3つあります。サンティアゴ巡礼の道をたどる旅程、南部地域(パレンシア市周辺)を巡る旅程、そして北部地域(モンターニャ・パレンティーナ地域のアギラール・デ・カンポーとセルベラ・デ・ピスエルガの周囲)を巡る旅程です。これらの町を旅すると、息を呑むような景色、おいしい料理、興味深い工芸品を発見できます。
イベリア半島の風景はあまりにも豊かなため、エクストレマドゥーラ州バダホス県ラ・シベリア地域のような名所に出くわしたとしても不思議ではありません。生物圏保護区に指定されているこの地域は、スペインでハイキングを楽しむ場合の真の楽園であり、特にサイクリングには絶好のルートとなっています。中世の村を訪れる機会もあります。源泉の豊富なエリアに位置するエレーラ・デル・ドゥケ村はその一例です。カスティールブランコやフエンラブラダ・デ・ロス・モンテスなどの近隣の町を探索するために企画された素晴らしい乗馬ルートをぜひお試しください。また、ベレーア天文台のような展望台も設置されているため、そこから、シカによる自然現象やその求愛行動を観察できます。
秘密の場所を訪れたかのような感覚を味わうには、次のルートをたどります。永遠のカスティーリャ・ラ・マンチャ。時空を越えた旅を通じて、アルバセテ、クエンカ、グアダラハラ各県の歴史と文化に触れることができます。バルデガンガを去る際はぜひ、アルカラ・デル・フカルの町とその印象深い城に立ち寄ってください。川下りやカヤックツアーが好きな方にぴったりの場所です。ほかにも、ドン・キホーテのルートを構成するベルモンテ、「アルカリア地域の庭園」の異名をもつブリウエガなど、歴史ある自治体が存在するため、立ち寄ることをおすすめします。「永遠のカスティージャ-ラ・マンチャ」ルートの最終区間には、城壁で囲まれたモリーナ・デ・アラゴンの町が控えています。ガジョ川にかかるロマネスク様式の橋や16~18世紀建造の荘厳な宮殿を前にすると、別の時代にタイムスリップしたような気分になるでしょう。
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