ポンガ生物圏保護区

カンタブリア山脈内部のアストゥリアス州にかかる地域に、ロス・ピコス・デ・エウロパ国立公園と並んで位置しているのがポンガ自然公園です。その敷地面積のおよそ40％は壮大な森で占められています。 その最大の魅力は、ブナ林の素晴らしい景色はもとより、石と木と瓦でできた地元の典型的な建造物、および世代を超えて受け継がれてきた食文化や工芸品や伝承を、地域住民が長年にわたりどのように守り続けてきたかを見ることにあります。2018年に生物圏保護区に登録されました。

オス・アンカーレス・ルセンセス、モンテス・デ・ナビア・セルバンテスとベセレアー生物圏保護区

2006年にユネスコにより生物圏保護区に指定され、ガリシア州ルゴ県の面積の6%を占めており、ロス・アンカーレス国立禁猟区にも指定されています。

ムニエージョス生物圏保護区

アストゥリアスの西部にムニエージョスの生物圏保護区は位置しており、近年、その区域はナルセア川、デガニャ川、イビアス川の上流にまで拡大されました。この山岳風景の中にイベリア半島最大のオークの林があり、ヨーロッパでもっとも保存状態の良いものの1つとされています。

メノルカ島生物圏保護区

メノルカ島に存在する多種多様な生息環境は、1993年にユネスコによる世界生物圏保護区に登録されました。峡谷、洞窟、湿地、小島、多様な砂丘、ビーチ等が多くの種が暮らす生息地となっており、そのうちのいくつかは固有種でもあります。

ラシアナ渓谷生物圏保護区

レオン県北部、レオン山地とカンタブリア山脈の間に広がるラシアナ渓谷は、2002年にユネスコの生物圏保護区に登録されました。

アルト・ベルネスガ生物圏保護区

2005年にユネスコにより生物圏保護区に指定されたアルト・ベルネスガは、カンタブリア山脈のレオン県側傾斜にあります。

オマーニャ渓谷・ルナ渓谷生物圏保護区

2005年にユネスコの生物圏保護区に登録されたオマーニャ渓谷とルナ渓谷の植物相には、イベリア半島の固有種が多く含まれています。

地中海大陸間生物圏保護区。アンダルシア（スペイン） - モロッコ

レサ、フベラ、シダコス、アラーマ川渓谷生物圏保護区

スターウォッチングに最適な場所としてスターライト財団から認められていることでも知られています。レサ川、フベラ川、シダコス川、アラーマ川は、ラ・リオハ州東部の山脈を流れています。地中海の森に覆われた渓谷には、峡谷や岩場、峠道があり、多くの猛禽類が巣を作っています。

生物圏保護区　デエサス・デ・シエラ・モレナ

ウエルバ・セビージャやコルドバ県の北部の山地を馬で散策すると、2002年にユネスコから生物圏保護区に指定されたデエサス・デ・シエラ・モレナと呼ばれる空間を目にすることができます。この地域に特有の牧畜での利用や、この地域が有する自然の豊かさにより、この指定が促進されました。スターウォッチングに最適な場所としてスターライト財団から認められていることでも知られています。

エル・イエロ島生物圏保護区

総面積278平方キロメートルのエル・イエロ島は、カナリア諸島で最も小さな島です。その狭い面積に多様な景色と生態系が共存している事実に加え、持続可能な開発プログラムが実施されていることから、2000年にユネスコの生物圏保護区に登録されました。

ラ・ゴメラ島の生物圏保護区

面積369平方キロメートルのこの島は、カナリア諸島で2番目に小さい島です。2012年にユネスコの生物圏保護区に指定されました。

サン・ペドロ・デル・ピナタール塩沼・砂州地方公園

これは、ムルシア州でも一番重要な湿地帯です。

サハ＝ベサヤ自然公園

この公園には、カンタブリアの内陸山岳地帯の典型的な景観を特徴づける特徴のほとんどが見られます。

ポセツ・マラデタ自然公園

ポセツ・マラデタ自然公園は、アラゴンのピレネー山脈の最北東部に位置する山岳地帯そのものです。この地域にはイベリア半島で最も高い山々がいくつかある。ピレネー山脈の高山を代表する地域のひとつであり、生態系・景観・自然の多様性に富んでいます。

デスペニャペロス自然公園

ほぼ垂直の壁がある有名なデスペニャペロス峡谷は、同じ名前の川の水が作り上げたものです。

ペゴ＝オリーバ湿原自然公園

ペゴ＝オリーバ湿原は、アリカンテ県とバレンシア県をまたぐように位置しています。西半分はペゴ（アリカンテ県）に、東半分はオリーバ（バレンシア県）に属しています。この地域には、砂丘、マラダ（塩性窪地）、川、耕作地があります。

グアダラハラ北山脈自然公園

「アイジョン山脈」としても知られるこの自然地帯には、グアダラハラ地域の北西端に特有の、起伏のある土地が保存されています。こうした土地は人口もまばらなうえ、そこにはきわめて貴重な植物、景観、動物相が見られます。

バビア生物圏保護区

2004年にユネスコにより生物圏保護区に指定されたこの場所は、さまざまな植生と豊かな動物相を有しています。

カディス湾自然公園

公園内には、ビーチ、砂丘、ラグーン、湿地、河口など多様な生態系が存在し、訪れる人々はその景観と貴重な鳥類や植物の両方を楽しむことができます。

マンサナーレス川上流域生物圏保護区

マドリード州の北西部には、1992年にユネスコの生物圏保護区に登録された「マンサナーレス川上流域地方公園」があります。標高600メートル～2,300メートルの範囲に広がるこの高地では、山頂や低い山脈、平野からなる風景が形成されており、そこには地中海の多様な生物が生息しています。

シエラ・マリア・ロス・ベレス自然公園

マヒナ山脈自然公園

スペインアイベックスやイノシシの生息地であるだけでなく、ヨーロッパヒイラギガシやバレンシアナラ、そしてオリーブの木やサクラの木の生育地でもあります。

タマダバ自然公園

さまざまな顔を持つ、きわめて美しい一連の風景が、非常に優れた保存状態を誇る広大な松林とともに、この公園の最大の価値を構成しています。

メセタ・イベリカ越境生物圏保護区

1.132.607ヘクタールの広さを誇り、イベリア半島最大の保護区です。

カディ＝モイシャロー自然公園

カディ＝モイシャロー自然公園では、森林から渓谷、草原、山塊に至るまで、さまざまな生態系が見られます。

エブロ川デルタ地帯自然公園

その持続可能な観光の提案が認められ、欧州委員会により「卓越したヨーロッパの旅行目的地」(EDEN)に選ばれています。

カラスカル・デ・ラ・フォント・ロハ自然公園

この自然公園は、アリカンテ県の自治体であるイビとアルコイの間にあります。カラスカル・デ・ラ・フォント・ロハは、スペイン東部の地中海沿岸特有の森が広がる山系です。

クレウス岬自然公園

多様な地形を持つこの公園は、イベリア半島最北東端の沿岸に位置しています。

ロス・ピコス・デ・エウロパ国立公園

アストゥリアス県、カンタブリア県、レオン県で共有されているピコス・デ・エウロパ国立公園は、大西洋のエコシステムの完璧なサンプルといえます。樫とブナの林でいっぱいのこの公園の名前は、園内に在る圧倒的な岩層にちなんで付けられたものです。ここはまた、スペインを象徴する2種類の動物の生息地でもあります。ヒグマとイベリアオオカミ…でも、まだまだたくさんいます。

グアダラマ山脈国立公園

グアダラマ山脈国立公園では、2,000メートルを超える山々、広大な森、そして多様な動物たちが、訪問者を持ち構えています。マドリードとセゴビアの両県にまたがるこの公園は、マドリード市内から車でわずか1時間の場所にありながら、イベリア半島の自然の好例を見出す機会を訪問者に与えています。

モンフラグェ国立公園

カセレス地方のタホ川とティエタル川の合流により、セイヨウヒイラギガシ、コルクガシ、穏やかな山々からなり、また世界最大のクロハゲワシのコロニーのひとつが棲みかとする、巨大な岩々の風景が創り出されました。エストレマドゥーラ唯一の国立公園は、スペインでバードウォッチングに最適な場所の一つとなっています。しかし、大型の猛禽類の飛翔を追うだけでなく、秋には鹿の発情期を目撃したり、展望台から外を眺めたり、城の塔に登ったりすることもできます...ローマ人が Mons fragorum と名付けた場所へようこそ。これは「密林」を意味します。

カブレラ海洋陸上国立公園

マヨルカ島からボートで1時間、訪問者はカブレラ群島に驚くことでしょう。このオアシスは、地中海全域中、海洋生物を保有する最良の例に数えられます。実質上未開の沿岸は、バレアレス諸島固有の動植物の大部分が棲みかとするのに好都合なのです。さらに、青い海が静けさを楽しむように誘い、時の流れが止まっているかに見える楽園を見出すことにもなるでしょう。

ドニャーナ国立公園

ドニャーナは、ヨーロッパで最も貴重で美しい湿地帯のひとつです。さらに、この国立公園を非常に特別なものにしている特徴があります。日帰り旅行では、湿地、ラグーン、松林、河畔、移動砂丘、崖、全長30キロメートルの自然のままのビーチなど、さまざまなエコシステムを見ることができます。これらはすべて、季節ごとに異なる自然の光景を形成するとともに、アンダルシアのウエルバ県とセビージャ県にまたがるように広がっています。

ティマンファヤ国立公園

カナリア諸島の最東端にあるランサロテ島のティマンファヤ国立公園は、旅行者を圧倒します。ここに、わずか300年前の火山噴火によって生み出された、あたかも月面にいるかのような風景が姿を現します。溶岩とマグマが生み出したのは、過酷な環境にもかかわらず生命体が道を切り進み続けている、SFの舞台です。赤、オレンジ、黄色を帯びた気まぐれな岩層と土の層が、一度目にしたら忘れられない場所で訪問者の到来を待っています。

タブラス・デ・ダイミエル国立公園

この公園を訪れる場合の推奨事項:カメラを持って行ってください。スペイン全土で最も貴重なエコシステムのひとつであるこの塩水沼で、沼に適応した木製の歩道を歩いていると、きっとカメラを手に持っていることを望むでしょうから。塩水沼の多様な鳥たち、その色、そしてそのシンプルで物静かな美しさは、シウダ・レアル県の観光地アルマグロから車でわずか35分の場所にある、この国立公園の専売特許です。