ビルヘン・デル・カスティージョの聖地(イェクラ)

ビルヘン・デル・カスティージョ(城の聖母)の守護聖人の祭り

国際的な観光名物祭り

Yecla

Murcia

祭りの起源は17世紀までさかのぼり、聖母を聖地から下ろしてきた後に再びそこへと連れて帰る行事が特に際立っています。

ムルシア州のイェクラでは、12月初旬にビルヘン・デル・カスティージョ(城の聖母)祭りが行われます。8日に守護聖人像を担いで行われる宗教行列は、祭りが最高潮に達する瞬間です。火縄銃(火薬に接した導火線に点火することで発射される古い火器)の轟音がパレードの間じゅう鳴り響く光景は、1642年に始まった、ほかの多くの祝典でも見られます。その年、戦争に参加してから無事に帰還した兵士たちの一団が、感謝の意を表すためにビルヘン・デル・カスティージョの聖地に登ったのです。

12月5日に「アクト・デル・ベネプラシト(承認式)」が行われ、イベントの幕が上がります。午後には、祭りの主役を務める兵士の部隊が、地域住民に対して祝典に参加するよう促します。残りのプログラムは、開会宣言、「旗への接吻」、様々な文化行事、献花のほか、聖母を聖地から下ろしてきた後、再び聖地へと連れ戻す行事によって構成されています。参加者は、黒い三角帽子を含む規定の服装を身に着けなければなりません。聖母を称える礼砲は火縄銃を用いて行われます。

ビルヘン・デル・カスティージョ(城の聖母)の守護聖人の祭り


Yecla, ムルシア  (ムルシア州)

* 日程は確定していません。

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