アンドゥハル山脈自然公園

文化情報

公園の中心にはラ・カベサの聖母聖堂があり、そこからは山脈全体のパノラマが見渡せます。4月の最終日曜日には、この聖地でラ・カベッサの聖母の巡礼が行われます。公園の近くにあるアンドゥハルの町は、ローマ時代に建てられ、中世に修復されたグアダルキビール川にかかる橋などの記念碑で特に有名です。代表的な工芸品のひとつに陶磁器があります。

環境情報

植生は牧草地が混じったセイヨウヒイラギガシとコルクガシの林が主体で、標高の高いエリアではゴールオークの林も見られます。ヤンドゥラ川の岸辺には、よく保存された河畔林があります。動物相は公園の一番の主役で、イベリアカタシロワシ、イベリアオオヤマネコ、クロハゲワシといった地中海の森に生息する典型的な種のほか、アカシカ、ダマジカ、ノロジカ、ヨーロッパムフロン、イノシシなどの大型の動物が高密度で生息しています。

観光情報

この公園についての情報を収集するには、セルカド・デル・シプレスのビジターセンター（公園の外、アンドゥハル町の郊外にあるルビアレス通り）またはビニャス・デ・ペニャジャナのビジターセンター（公園内、道路A-6177の12km地点、カベッサの聖母の聖地のすぐ近く）に行くとよいでしょう。ルートに関する情報は、セルカド デル シプレ ビジター センターの隣にあるイベリア オオヤマネコ エコミュージアムでも入手できます。同エコミュージアムでは、要事前予約のガイドツアーを通じて、この貴重なネコ科動物の、飼育されている個体を観察できます。