
フォス・デ・ルンビエル自然保護区

スペイン北部ナバーラ州にある最も壮麗な峡谷の一つであり、標識のついたルート2つのおかげで、徒歩で簡単に巡ることができます。
フォス・デ・ルンビエルは、1,300mの長さのある細く小さな峡谷で、その縦の壁は最大で150mもの高さに達します。その割れ目、ひびや岩棚には、数多く住むシロエリハゲワシなどの猛禽類が生息しています。また、キツネやイノシシ、アナグマやエジプトハゲワシなどの生息地ともなっています。植生については、タイムのような灌木や、ポプラ、ヤナギやトネリコのような樹木が豊富です。他の数多くの峡谷と違い、ルンビエル峡谷は崖のふもとにあるシンプルな道2つを通じて巡ることができます。これらの道には標識がついていますが、人工照明のないトンネル2つをくぐります。
フォス・デ・ルンビエル自然保護区
ラス・フォセス・ビジターセンター
Plaza Mayor, s/n
31440 Lumbier, ナバーラ (ナバーラ特権州)
Activa JS
知っておくべきこと
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環境情報
「イラティ鉄道の緑の道」は全長6キロメートルの短い緑の道です。ルンビエル村を起点に、イラティ川に沿って峡谷を部分的に横断しながらリエデナ村まで続いています。ルンビエから車で約10分のすぐ近くには、さらに大きく荒々しいアルバイウン渓谷があり、その壁の高さは最大400メートルです。サラサール川が生み出したこの作品は、ウスーンの町から伸びる小道を使うと徒歩で散策できるほか、道路NA-178の脇にある、目もくらむようなイソ展望台に上ると、高所から見下ろすことができます。
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観光情報
フォスの駐車場からわずか2キロメートルしか離れていない、ルンビエル町の中心部に、ラス・フォセス(「フォス」の複数形)・ビジターセンターがあります。フォス・デ・ルンビエルとフォス・デ・アルバイウンの価値と秘密をきわめて教育的な方法で説明することに注力している施設です。ここから、ルンビエル峡谷や同ビジターセンターを案内するガイドツアーが催行されています。