Gipuzkoa
チジーダ・レク美術館で開催される「テレフォニカ・コレクションに見るエドゥアルド・チジーダの100年」展では、彫刻家チジーダが制作しテレフォニカ社が所蔵する作品を、厳選のうえ展示しています。電気通信会社であるテレフォニカは1980年代、民間企業の美術品コレクションの分野で先駆的な仕事を主導する存在でした。芸術と文化に対する同社の取り組みのおかげで、芸術家エドゥアルド・チジーダが手がけた彫刻や紙の作品が数多く収集されることになったのです。
鉄、木、土、アラバスター、耐候性鋼などを使って作られた作品が、ピカソやフアン・グリス、タピエス、ルイス・フェルナンデスらの絵画と並び、このたび新しく設立されたテレフォニカ・アートコレクションをより充実したものにしています。こうした文脈において、エドゥアルド・チジーダの彫刻は卓越しており、またその性質上、テレフォニカ・コレクションが強調する現代性を重要かつ確固たるものにすることに貢献しています。
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